適正在庫を保つコツ、教えます。在庫管理コラム

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第5章 在庫管理システム導入のメリットと留意点

在庫管理の目的をしっかり理解し、適正在庫を実現する上での基本知識が備わった上でIT導入を行うと、現場の在庫管理は飛躍的に改善することができます。最後は、バーコードとハンディターミナルを活用した在庫管理を例に、在庫管理システム導入のメリットと、導入を検討する際の留意点についてご紹介します。

1.現場作業の精度向上と効率化

ヒューマンエラーの防止

例えば、4599861722という商品を出荷しましたと記録を残す際、手書きで行う場合は見間違えてしまったり、書き間違えてしまう可能性がありますよね。そこで、4599861722という情報をバーコードに変換しておき、そのバーコードをハンディターミナルで読み取るだけで情報が取得できるようにすることで、間違いを防止することができます。また、作業の内容や手順を誤った場合はブザー音で知らせたり、画面表示で警告したりできるので、ヒューマンエラーを防止することができます。

見間違い・書き間違い・入力間違いのヒューマンエラーが発生!

バーコードとハンディターミナルの活用で、見間違い・書き間違い・入力間違いがなくなる!

作業の効率化(簡素化)

例えば、棚卸作業で説明しましょう。アナログ管理では、棚卸リストを元に在庫品を数えて個数を記入する作業に加えて、事務所に戻ってデータを入力するという作業が発生します。これをバーコードとハンディターミナルを活用した場合、在庫品のバーコードを読み取って数量を入力し、取得したデータをパソコンに転送するだけになります。実際、棚卸に2日間かかっていたお客様が、バーコードとハンディターミナルを活用した仕組みを導入したことで、棚卸時間がなんと2時間になったとお喜びの声を頂いたこともあります。仕組みの導入は業務効率化を大いに支援してくれます。

棚卸リストを元に在庫品を数えて個数を記入。
その情報をパソコンに手入力する。

二度手間

バーコードを読み取って数量を入力、パソコンに転送するだけ。

作業が減る
作業の標準化

熟練者でないと在庫品の置き場が分からない、といったことが現場ではよくあります。しかし、ハンディターミナルやITを活用することで、熟練者や初心者に関わらず誰が行っても一定レベルの作業ができるようになるため、個人の経験に依存することなく作業を行うことができます。

2.コストの削減

仕組みの導入で業務が効率化されれば、以前より短時間で作業を終わらせることができたり、少ない人数で作業を行うことが出来ます。また、作業が標準化されれば、正規社員だけでなく決まった時間で働きたいパートやアルバイトでも品質を保つことが出来ますし、作業ミスが減ることによってイレギュラーの対応に要していた予定外の作業や人員も削減することができます。このように、あらゆる側面からのコスト削減が可能となります。

3.リアルタイムと可視化

その他にも、企業全体の最適化を行えるメリットがあります。例えば、紙文化を脱却できない現場では、最新の在庫情報といっても先週末時点とか3日前など、ある程度時間のブランクが発生してしまいます。しかし入出庫のデータが即時に見られるようになると、リアルタイムで在庫状況を把握することが可能になるため、欠品しそうな在庫品の発注を速やかに行えるといった迅速な対応が可能となります。

システム導入の留意点

かけるコストと得られる成果の見極め

システム導入のメリットはたくさんありますが、一番のポイントはかけるコストと得られる成果が見合うかという点てす。どれだけ現場が楽になってコストが削減できる仕組みと言っても、それを上回るコストが発生してしまってはあまり意味はありません。システム導入はあくまで現場改善を実現する一つのツールです。導入範囲をコンパクトにして始めたり、アナログ管理でコツコツ改善する方法もありますので、身の丈にあった施策を行いましょう。

現状の課題点を把握し、目的を明確にする

現状が分かっていないままシステム導入をしても、期待する効果は得られません。むしろ、現場が混乱してトラブルが発生してしまうなど、マイナスの影響が出てしまうこともあります。今どのようなことが課題で、何を改善するべきなのか把握した上で、システム導入の目的をしっかり共有することが大切です。逆に言うと、ここが出来ていれば同じ方向を向いてプロジェクトを推進することができるため、システム導入も円滑に実現することができます。

現場の負担や事情を理解したフォローアッフ

新しい試みを始めようとした時は、システム導入に限らず負担がかかるものです。日々の仕事で忙しい現場の人たちからすると、システム導入の初期段階は普段の作業にプラスαの作業が発生することになるので、当然前向きになれない人も出てくると思います。そういった現場の負担や事情を理解した上で、システム導入の理解を得ることが大切です。

在庫管理に関するお悩みはお気軽にご相談下さい

在庫管理コラム、いかがでしたでしょうか?

われわれハーティスシステムアンドコンサルティングは、現場の課題を解決するお手伝いをしています。在庫が合わない、欠品が多い、アナログ管理が大変、ミスをなくしたい、作業効率を上げたいなどなど、どんなことでも構いません。もし現場改善に関するお悩みがありましたら、ハーティスシステムアンドコンサルティングまでお気軽にご相談下さい。弊社の現場改善スタッフが、御社の現場に合った改善提案をさせて頂きます。