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第44回 IS News【ABC分析で、在庫の適正化を実現!】

2014-06-16

お世話になっております。
アイ・エス・システムズ IS News担当です。

FIFAワールドカップが開幕しましたね!

こうした大きなイベントがあると、
対戦国の試合データを分析した記事をよく見かけます。

収集したデータは、分析・活用してこそ意味があるもの。

そこで!今回はデータ分析と活用に着目し、
【ABC分析で、在庫の適正化を実現!】をお送りしたいと思います♪

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「在庫管理の基本、ABC分析」


ものづくりの現場や倉庫などで、
在庫品が余ったり、足りなくなったりするのは何故でしょうか?

原因の一つに、在庫品は多種多様な特徴があるため、
同じ管理では適正な在庫を保つことが難しい点があります。


そこで、ABC分析の登場です!


ABC分析は在庫品を金額などでランク分けして、
品目別の傾向を見る基本の分析手法。

重要度の高い品目が分かり、
在庫品にあった管理方法を見つけることができます。

やり方は簡単ですので、
Excelなどを活用してABC分析表を作ってみましょう。


★ABC分析表の作り方

1.在庫品目ごとに金額を集計し、金額の大きい順に並べた表を作る
2.1の順に金額を累計し、合計金額に対する累積構成比(%)を算出する
3.金額の累積構成比を元に、品目をA・B・Cのクラスに区分する


クラスは金額の累計構成比の上位から、

70~80%をAクラス
80~90%をBクラス
90~100%をCクラス

とすることが一般的ですが、
どこで分けるかは品目の特性に応じて変えても大丈夫ですよ。

次は、ABC分析表をもとに、ABC分析図を作ってみましょう。

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「視覚的に課題を把握!ABC分析図」


ABC分析図は、棒グラフと折れ線グラフを組合わせたグラフで、
品質管理などで使われるパレート図と実質的には同じです。

ABC分析図を作ることで、

・どの項目に課題があるか
・重点的に取り組むべき課題はどれか
・その課題が全体の何%を占めているか

といったことが視覚的に分析できます。
それではABC分析表をもとに、ABC分析図を作ってみましょう!


★ABC分析図の作り方

1.横軸に各在庫品目をとり、金額の大きい順に並べる
2.縦軸(左)に金額をとり、大きい順に棒グラフを作る
2.縦軸(右)に累積構成比をとり、折れ線グラフを作る

こうしてABC分析図を作ると、ある傾向が見えてくるはずです。

それは、「在庫金額の80%は、上位20%の在庫品で占められている」
というものです(俗に80:20の法則とも呼ばれています)


また、先ほど分けたA・B・Cのクラス別で見たとき、

Aクラス…定期発注方式
Bクラス…定量発注方式
Cクラス…簡易発注方式

というように、
適した発注方式はそれぞれ違ったりします。

在庫品の特徴にあった発注方式を選ぶのも、
在庫の適正化をする一つのポイントと言えます。

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「保管レイアウトの見直しで効率UP!」


ABC分析を実施した後のアクションは、
各品目の在庫特徴に合った配置、荷姿、形態にする事です。

例えば、

・Aランク品は流動性と出庫頻度が高い
→出口の近くに保管場所を配置すると、荷役の効率が上がる。

・Bランク品は出庫頻度が低い
→倉庫の奥に配置し、作業効率よりスペース効率を優先する。

他にも荷姿、長さ、形状の類似した商品や、
セット商品はできるだけまとめて配置するのも良いですね。


また、保管レイアウトを変える前と後で、
ピッキングの時間を計測しておいて、比較してみましょう。

改善効果を数字で表現できるため、
現場改善の成果を客観的に伝えることもできますよ。


ただし、注意して欲しい点があります。

レイアウトの見直しをする際に、
誤出荷が起こらないようにロケーション管理を徹底することです。

また誤出荷防止の観点から考えた場合、
ピッキング効率や保管効率から考えたレイアウトが、
必ずしも良いとはいえない場合もあります。

総合的なバランスを考え、
在庫のサイクルにあわせて保管レイアウトを見直ししましょう。

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「在庫の適正化のために」


以上、いかがでしたでしょうか?

在庫の適正化を行うためには、
単純にITを導入したり、ハードを買うだけでは実現できません。


データを収集し、分析し、活用し、改善する。


この積み重ねを地道に行うことが大切です。

一部のエリアや在庫品だけでも、ABC分析をしてみて下さい。
きっと何か発見があると思いますよ!

もしも在庫改善でお悩みがある方は、
アイ・エス・システムズまでお気軽にご相談下さい。

現場経験豊富なスタッフがご提案させて頂きます☆



今回はこれでおしまいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。

次回のIS Newsでお会いしましょう!

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◆編集後記【在庫の適正化のために】

ABC分析による発注方法・保管レイアウトの改善はもちろんですが、
在庫の適正化において「需要予測」も大事なポイントです。
こちらは以前のIS Newsでご紹介していますので、
興味がある方はバックナンバーをご覧下さい♪
▽第36回 IS News【在庫管理は需要予測と発注点が肝!】
http://www.is-systems.co.jp/mailmag/list/38

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